googleadwordsの料金発生の仕組みを解説!

googleadwordsで広告を始めようとしたが、料金発生の仕組みが分からない。グーグルのヘルプを見ても何を書いているのかいまいちピンとこない時があります。
今回は、googleadwordsの料金と種類について解説していきます。
Contents
googleadwordsの費用と課金方法
googleadwordsの料金設定には二つの種類が存在します。
- クリック課金型広告
- インプレッション課金型広告
グーグル広告の料金設定を意識する際には目標に基づいた入札戦略を設定して決められることになります。
クリック課金型広告
googleadwordsの料金設定の1つであるクリック課金型広告は、画像を使ったバナー広告やテキスト広告などをクリックして、ランディングページやHPなどに誘導された際に料金が発生します。
料金発生の基準は、検索されるキーワードによって左右されます。例えば、「カレー 作り方」などで検索されれば、平均クリック単価62円が出たとします。つまり、「カレー 作り方」という検索ワードで、広告を出してユーザーにクリックされると一回につき62円の料金がかかるという仕組みです。
クリック課金型広告を出す際に、クリック単価を調べるにはgoogleadwordsのキーワードプランナーで平均クリック単価を調べることが出来ます。
インプレッション課金型広告
googleadwordsの料金設定の1つであるインプレッション課金型広告は、広告が1000回表示されるたびに料金が発生します。
インプレッション課金型広告は、CPM課金とも呼ばれ、Mの文字は1000のという意味を持つラテン語が使われております。
googleadwordsでは、ディスプレイ広告がインプレッション課金型広告に設定されています。インプレッション課金型広告は、クリック数が多く見込まれる広告に対して使用されることもあります。
最適な広告料金設定の方法
googleadwordsには、目標に応じて料金設定が変更されます。そのために、どのよう状況で広告形式が選ばれるのかを解説していきます。
クリック課金型広告とインプレッション課金型広告のどちらかの課金設定を選別する例として三つの例を使って説明します。
- CV数(コンバージョン数)を重視した広告=申し込みや購買数を増やしたい場合
- 広告のクリック数を重視=サイト内の閲覧数を重視した場合
- ブランド認知や新商品の告知を重視した場合
CV数を重視した広告
googleadwordsの料金設定で、コンバージョン率を意識した広告を使う際には、自社の商品を買いたい又は興味関心を抱きやすいユーザーを集めることが出来る検索広告を使用するのが良いです。反対に、インプレッション単価を採用しているディスプレイ広告は認知度を上げる戦略などに向いている広告媒体ですので、CVを獲得する戦略には向いておりません。
CV数を重視した広告を使用する場合には、テキスト広告をメインにして、文章を入れ替えたABテストなどを行いCV率を高めてクリック単価を低く抑える必要があります。
広告費用を算出する場合には以下の式を使うことで出来ます。
クリック単価×成約率(先月の式)×100=1か月の広告費
例えば、クリック単価が1000円で成約率が0.1だとすると、1000×0.1×100=10000円となります。
それに獲得したいCV数を設定するとこのような式になります。
10,000円(1か月の広告費)×20(獲得CV)=200,000円
広告のクリック数を重視
googleadwordsで広告のクリック数を重視する際に料金設定を選ぶ基準は、クリック課金型広告かインプレッション課金型広告の2つのクリック率(表示回数÷クリック率)を比較することで判断されます。
・クリック単価が0,.01を下回った場合
→インプレッション課金型広告
・クリック単価が0.01を上回った場合
→クリック課金型広告
数式に出してみるとわかりやすいでしょう。
クリック課金が100円でインプレッション課金が100円の場合で計算を行います。
0.1%(クリック率)×10000(表示回数)=100クリック
クリック単価の場合は10,000円もコストがかかります。
同じ場合、インプレッション課金の場合はたったの1,000円だけしかかからないので、仮に広告を出す際にはディスプレイ広告を採用すべきでしょう。
倍上額を逆算して広告費を計算
例えば月に90万円以上の利益を目指す場合には、以下のような式で広告費用を算出することが出来ます。
クリック単価×成約率×(売上目標÷客単価)=1か月の広告費
300円(クリック率)÷0.01(成約率)×(60万円(売上目的)÷3万円(客単価))=600,000円
まとめ
今回は、googleadwordsの料金設定とその使いわけの基準についてお話させていただきました。
広告運用は常にデータとの戦いです。今回の記事を参考にして、自分の商品をどのようにアピールするのかを戦略立ててくだされば幸いです。
この記事を書いた人
Hamanishi